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2011年 10月 12日

おしまいのドーナツ

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実家の定番だった。
フライの後の残りもの・・・残った小麦粉、溶き卵、パン粉+砂糖を、
ささっとまとめて揚げる、おしまいのドーナツ。

その残りようは毎回比率も違うわけなので出来上がりも毎回ちょっとづつ違う。
硬めなら水足してゆるめるし、
やわらかめならパン粉を足したりもする。

当然フライの中身でも味は違う。
とんかつなら、塩コショウ味強め。
コロッケなら、崩れたじゃがいもやひき肉も混ざってて、
お菓子で作ったドーナツとは違って、甘いけど塩気もきいた乙な味。
それはせいぜい小さめ1~3個くらいしか出来ないところがまたいいの♪



そんな私も大きくなり家庭を持ち、子供を育てて・・・そして近い将来、
多分第一弾の巣立ちがやってくることを意識してはじめて、
私は子供らにほとんど何にも伝えてなかったことに気付いて愕然とする。
おしまいのドーナツがどう作られているのかなんて、
彼らは知りもしないことだろう。

子供らが一生不自由のないように、
とにかく勉強はさせることが親の使命だと思っていたけど、
気ばっかりあせってもそんなにうまくいくものでもなく、
(かえるのこはかえる?)
理想とはかけ離れていくばかりで途方にくれる思いの何年かを過ごして来たが、

考えたら今の私に確実にやれることは、
とりあえず自分が作れる範囲の美味しいものを子供にも伝授することくらい。
それ以上でも以下でもないのかな?って気がしてきた。

将来子供らが困ったとき。辛いとき。
美味しいものを食べればまた良い考え、楽しい考えも浮かぶかもしれない。
ここで食べた美味しかったものをいつでも再現できる技術を今からでも教え込もう。



多分私が自分で作ったほうが速い。断然速いだろうけれど、そこは将来への投資・・・



     今日の晩御飯たのむわあ



っての、ほいほい喜んで引き受けるようにするのも目標だ!(あれ?)



・・・手始めにやらせてみたのはとんかつの衣付けまで。

「今からとんかつ準備するから手伝って~・・・早く来ないとサバ焼いちゃうよ~!」
っておどしたら、いつになくすばやく駆けつけた。
(やつら、普段はごはんのメニューによっては何度呼んでも来やしない)


17歳息子分担は肉を塊から一口カツに切り出す作業。

13歳娘は下味付けと衣付け作業。

そんな肉切るだけなんて、アホでも出来る簡単作業じゃん!と、娘は文句ブーブー・・・

しかし豚肩ロース1キロ分を衣付けして、
うまいうまいとみんなで気が済むまで揚げて食べた後。
残りの生はお弁当用に冷凍した。

  食育作戦第一弾、大成功!!!



いつか今際の際に、私がとんかつを所望しても、
ちゃんと作りたてが出てくる可能性が少し高まった。

by tigerbutter | 2011-10-12 22:20 | 粉もの


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