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2007年 04月 20日

手打ちオレキエッティのプーリア風

手打ちオレキエッティのプーリア風_c0114069_2031064.jpg

イタリア通の友人が帰って来たときにご馳走してくれたメニュー
「オレキエッティのプーリア風」。
つまりは、にんにくアンチョビオリーブオイル風味のくたくたゆでブロッコリーソースを、
プーリア地方特有の耳の形のショートパスタ、オレキエッティにからめた料理。

そのステキなお招き当日、
いっしょにサラダとパンとパテとワインなんかをいただきつつおしゃべりしながら、
彼女が時々調理場に行ってはゆで加減を確かめていたのだけど、
そのあまりの時間の長さに、
「ブロッコリーをこんなに茹でるって、いったいどういうわけなのか?
あの料理センスのいいひとがなぜ???」
と、不安になるほどだった。
しかしその長時間くたくたに茹でたブロッコリーで作ったパスタが激ウマ!!
もうね、こんなブロッコリーの食べ方があるなんて心底びっくりした。

その日、プーリア地方が長靴形のイタリアのヒールの辺りだと言う事もはじめて知った。

それから彼女を真似てこの料理を作ったけど、
そのとき彼女からお土産にもらったその手作り風な乾燥オレキエッティを、
「うまい、うまい。」と食べつくした後は、
私の探せる範囲にはあの味のオレキエッティは見つからなかった。
名前だけはオレキエッティでも、なんかボソボソしてパスタ自体がまずいので、
料理がぶち壊しと言う目に何度か合って、
やっぱりオレキエッティは長靴のヒールの辺りじゃないと買えない気がしてきてた。

しか~し、
無いのなら、作って見せようホトトギス!
なぜ気づかなかったか自家製マニア!
(昨日と同じ展開・・・)

卵入りの手打ちパスタはたまに作るけど、
お好み焼きに味をしめ、今回は初の卵なしにしてみた。


 =オレキエッティレシピ= 3人分

 材料/デュラムセモリナ粉250g、水110g、オリーブオイル大さじ1、塩小さじ1

1、すべてを良く捏ねて、1時間ほど寝かす。

2、ひも状に伸ばしてスケッパーでカットして、親指で丸くつぶし、
  薄くなりすぎないようこすり付けるようにしてカーブさせ、耳っぽい形に仕上げる。

3、ザルに並べて少し乾かす。生パスタは食べない分は冷凍すると良い。



手打ちオレキエッティのプーリア風_c0114069_21572159.jpg=プーリア風のブロッコリーソース= 1人分

 材料/ブロッコリー1把、アンチョビ1枚、
     にんにく1片、オリーブオイル、
     とうがらし3/1、塩、黒胡椒

1、湯を沸かして、塩を加え、小房に分けたブロッコリーは全部で20分以上ゆでる。

2、途中で生パスタを一人分入れて(これは厚めなので8分ぐらい)ゆでる。

3、その間に、オリーブオイルとつぶしたにんにくタカのつめアンチョビを、
  弱中火で香りよく炒める。

4、ざっとブロッコリーだけを引き上げ(そのときゆで汁も適宜入ってよし)、
  アンチョビソースとあわせてよくつぶして、塩と黒こしょうオリーブオイルで味を調える。

5、パスタをザルに空けて、ゆで汁はとって置く。
  ソースと和えてゆで汁で調節し、温めた皿に盛る。チーズをかける。


感想=地元産のブロッコリーがすでに季節の終わりで、
    出盛りほどやわやわでなかったのがちょっと残念。
    それでも、このブロッコリーソースってやっぱりすごい。
    オレキエッティが気持ち厚すぎ。
    少しごわつき感があったので、次回はもう少し薄めにしたい。
    卵いりのしこしこした感じのほうが合ってたかなあ。
    耳形を作るのは非常に楽しい。
    耳に近いようがんばったつもり。





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おつきあいありがとうございます。お疲れ様でございました。m(__)m





        

by tigerbutter | 2007-04-20 22:36 | 粉もの


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